パブリックサービス研究センター(Center for Public Service: CPSR)設立の経緯
一般社団法人CPSRは、早稲田大学パブリックサービス研究所(Public Service Research Institute:PSRI)を前身として、2025年4月24日に設立いたしました。そのミッション、ビジョンは、早稲田大学パブリックサービス研究所と同一であり、実施する事業を基本的に引き継いでいます。早稲田大学の傘下を離れ、一般社団法人として独立したのは、そのミッション・ビジョンに基づいて設定した目標達成に向けて、公共を構成するすべてのステークホルダーズとの対話による社会的課題の解決に取り組み、事業活動を発展的に展開していくためです。
早稲田大学パブリックサービス研究所(Public Service Research Institute: PSRI)
PSRIは、ポートランド州立大学Mark O. Hatfield School of Government Executive Leadership Institute: ELIをモデルとし、パブリックサービスを研究対象とする日本における最初の研究機関として、早稲田大学総合研究機構のプロジェクト研究所として2006年10月1日に発足し、オープン教育センター(後にGlobal Education Center: GEC)における公会計入門講座、公共経営入門講座などを開設するほか、公会計改革シンポジウム、研究会等を開催してきました。所長である小林麻理(早稲田大学大学院政治学研究科教授)定年退職の2025年3月31日をもって18年6か月の早稲田大学総合研究機構における活動を終了し、そのミッションと活動をCPSRに引き継ぎました。
一般社団法人パブリックサービス研究センター(Center for Public Service: CPSR)のミッション
わが国の国及び自治体が行財政改革を推進し、住民の視点によるパブリックサービスを効率的かつ効果的に提供する能力を構築することに、理論および実践の両者を通じて支援することをミッションとする。わが国の行財政改革推進に向けた理論を結集し、積極的な「知」の発信基地として、行財政改革に関わる全てのステークホルダーズの協働を推進する媒体となることを目指す。